ペラサイトのドメイン更新。微妙なサイトへのお得な対処法

ペラサイト

ペラサイトのドメインが1年たったけど、微妙なサイトだから更新しようか迷うなぁ。

そんな時に、私が行っている対処法です。

この方法を利用することで、サイトの更新費用を払わず、ペラサイトを残す事ができます。

ペラサイトの作り方に関してはこちらの記事をご確認ください。

ペラサイトを沢山作ると、1年後に待っているのはこれまで作ってきたドメインの更新作業です。

仮にペラサイトを1日1個作っていたとしたら1年で365のドメインを取得する事になります。そして、1年後は毎日ドメインの失効が行われる事になり、残すドメインと捨てるドメインを選ばなければいけません。

ドメインの取得費用は10~100円くらいですが、一年後の更新費用はおおよそ1,500円くらいです。

もちろん売れてるペラサイトはそのまま更新し、売れないペラサイトは捨ててしまえばよいのですが、たとえば

  • 年に1、2個売れてるサイト
  • アクセスがあるが売れてないサイト
  • 更新前に急に伸びてきて可能性を感じるサイト
  • 一発の可能性を秘めているサイト

このような、ドメイン更新を悩ませる、微妙なペラサイトも数多く存在します。

そんな微妙なペラサイトに私が行っている対処法がワードプレスへのリダイレクトです。

リダイレクトとは
サイトの引越し時等に利用されるコマンドです。301リダイレクトを利用することで引越し先のドメインへドメインパワーを引き継いだまま移動させる事ができます。ドメインパワーを引き継ぐので、検索1位のサイトを移動した場合、検索順位を保持したままサイト移動する事が可能です。

微妙なドメインの更新で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

今回は、シリウスでペラサイトを作った場合の対処法の流れを簡単に解説します。

微妙なペラサイトをワードプレスへ移動する方法

①移動先のワードプレスを開設する

新規でドメインを取得し、ワードプレスを開設します。

私の場合はすでにワードプレス雑記サイトを持っていたので、そちらを移動先として利用しています。

ワードプレスの開設方法は各サーバーによって変わってきますので、わからない場合はサーバーの公式サイトをご確認ください。またサーバーによってはワードプレスが開設できない場合もあります。

私が普段使ってるエックスサーバーですと「ワードプレス簡単インストール」というサービスで簡単にワードプレスが開設できます。2020年の5月よりワードプレスの作れる数上限がなくなったので、データ量が許す限り何個でもワードプレスが開設できるようになりました。

⇒エックスサーバー公式サイト

②ワードプレスにシリウスのサイトを移動する

ワードプレスを開設したら、ワードプレスの設定を行います。

ワードプレスの設定方法に関しては「ワードプレス 初期設定」等でググっていただければ情報はたくさん出てくると思います。

ワードプレスの設定が終わったら、シリウスの記事をワードプレスに移します。手動でコピーして移さなければいけないので少し面倒な作業です。

③シリウスでリダイレクトの設定を行う

シリウスで微妙なペラサイトのデータを開きます。

サイトオプションを開きます。

.htaccess設定の「.htaccess上部」に下記コードを書き込みます。

ペラサイト(トップページ)を「http://example.com/aaa」というドメインに移動させる場合。

Redirect 301 / https://example.com/aaa

「http://example.com/aaa」の部分は移動先のURLを入れてください。

個別ページを移動させる場合

ペラサイトの個別ページも移動させる場合は下記コードを追記してください。

ペラサイトの個別ページ「https://gou.com/qqq」を「http://example.com/bbb」というドメインに移動させる場合。

Redirect 301 /qqq https://example.com/bbb

「/qqq」にはペラサイト個別ページのURL(https://gou.comは不要)をいれます。

「http://example.com/bbb」の部分には移動先のURLをいれてください。

コードを書き終わったら、サイト生成→アップロードします。

サイトの確認

アップロードしたサイトがリダイレクトされているか確認します。

実際にサイトを開いて、指定したサイトへ移動していればOKです。

これで、ワードプレスへのサイト移動は完了です。

ワードプレスへのサイト移動時の注意点

ペラサイトをワードプレスへ移行する際に注意したい点です。

①更新日の1ヶ月以上前に移動作業を行う

ドメインを更新する際は更新日より1ヶ月以上前に行います。

理由としては、リダイレクトでドメインのパワーが浸透するまでには最低でも1ヶ月くらいの期間が必要だからです。

更新日直前で移行作業を行った場合は、更新日が過ぎた時点でリダイレクト効果も切れてしまうので効果がでない可能性があります。

②低品質な記事は移動させない

低品質なペラサイトの記事は移動させない。

低品質なペラサイトばかり移動させれば、ワードプレスが低品質な記事ばかりになりサイト自体がペナルティを受ける可能性があります。

ペナルティの危険性を避けるために、移動するサイトはそれなりの品質を保った記事を移動させるのが安全です。

③売れているペラサイトは移動しない

売れてるペラサイトは普通に更新しましょう。

この方法はあくまで微妙なドメインを残すための手段です。サイトが移動する事でリスクが生じる可能性もありますので、売れてるサイトはケチらずドメイン更新してください。

実際に使ってみた効果

私は、上記の方法で100記事以上のペラサイト保持し続けていました。

実際に使ってみた感想としては

  • ドメイン更新で悩む事がなくなった
  • 検索順位も対して変わらない
  • 長期でサイトを保有できる

と、メリットだらけでした。また

ワードプレスへ移動させた事による順位の変動もありませんでした。

デメリットと感じたのは「サイトを移動させるのが少し面倒くさい」と思ったくらいです。

元々、微妙なドメインなのでこの手法を使ったところですぐに効果が期待できるわけではありません。ですが、サイトの数が集まる事で効果も蓄積されますし、この方法を使うことで長期でサイトを保有できるため優位にサイト運営する事が可能になります。

サイトを長期で運用できる事のメリット

微妙なペラサイトでも長期戦に持ち込む事で

  • ライバルのペラサイトが消える
  • CM、広告の効果で急にアクセスが増えだす
  • Googleの気まぐれで急に順位が上がりだす

といった恩恵がうけられます。

調子の上がってきたサイトはテコ入れしてあげる事でさらに大きく育つ事も。

また、ワードプレス内で育ったサイトは、ペラサイトとしてまた独立させてあげる事も可能です。

ワードプレスに最初から入れてみる

かれこれ微妙なサイトに対して、この方法を数年使ってきましたがここ最近は

「最初からワードプレスにサイトを使った方が早いんじゃないのか?」

そんな風にも思えてくるようになってきました。

最近は、最初からワードプレスにペラサイトの記事を入れるようにしています。

もちろん、サイトごと吹っ飛んでしまうリスクもありますので、記事内容は慎重に。

まとめ

以上、微妙なペラサイトをワードプレスに移動させる方法でした。

この方法を使えばワードプレスのドメイン代のみで微妙なペラサイトを残す事ができるので、結構な費用を削減することができます。

現在ペラサイトを作成している方、ペラサイトの更新作業に追われている方は参考にしてみてくださいね。

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